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蒼穹ぬムリカ星~琉球的徒然草~

murika.exblog.jp

☆☆☆☆☆☆☆☆

カテゴリ:見る・読む・聴く( 46 )

タイトルにつられて映画「ぱいかじ南海作戦」を観てきました。

内容はリストラと離婚、人生のダブルパンチを食らった
中年男が癒しを求めて南の島に渡り、
そこでドタバタサバイバル生活を送るというものです。

西表島が舞台ですが現地の人はほとんど出てこないので、
沖縄らしさはあまりなくどちらかというとロビンソン・クルーソー的な感じです。
しかしサバイバル生活といっても生活必需品は
ちょくちょく島の売店に買い出しに行きます。

難しいことは考えずのんびり楽しんで観る映画ですね。



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by chunse | 2012-07-21 20:08 | 見る・読む・聴く
知人にCDになっていることを教えてもらいました。
歌っているのは故・仲里さんの姪っ子さんだそうです。

遠きふる里/仲里悦子

試聴してみると、なんだかしみじみ・・・。
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by chunse | 2012-07-16 00:52 | 見る・読む・聴く
今野敏著「義珍の拳」を読みました。

沖縄の文化といって思いつくのが三線、泡盛、そして空手。

その空手を本土に伝えた船越(冨名腰)義珍の生涯を描いた小説です。

舞台は明治維新から間もない沖縄・首里。
病弱な身体を治そうと首里手の先生に唐手を習いたいと申し出る義珍少年。
先生は仏壇の前で「唐手を決して私闘に使わない」と義珍に誓わせることで習う事をゆるす。
稽古の内容といえば来る日も来る日もひとつ型のみを繰り返すばかり。
他人にとっては孤独で退屈な毎日とも思えるが義珍は何年も実直に続けていく。
やがて義珍は病弱さを克服し、唐手の動きもマスターしていく。
青年となった義珍は学校の教師となり、その傍らで子供達に唐手を教える。
そして沖縄の唐手をとりまとめるべく活動をおこなう。
ある日、義珍は本土で開催された体育展覧会に招かれ唐手を披露する。
それがきっかけで柔道の創始者である嘉納治五郎と知り合い、
彼のすすめもあり本土に移住し唐手の普及に努める。
義珍は唐手を空手と改め、道場での指導、本の出版など精力的に活動する。
空手は学生等を中心に徐々に広まっていくが、
それにともなって昔ながらの型を重視する義珍の教えに対して、
より力強く派手な型や稽古に組み手の導入を求める声が日増しに強くなっていく。

唐手は沖縄の宝
君子のたしなみであり他人と争うためのものではない

そう強く考える義珍は空手のスポーツ化に、
「空手は生きている」と唐手から空手に変容していくさまを、
一部で認めながらも自分のしてきたことは正しかったのかと自問する。
そしてそんな日々の中にも第二次世界大戦の暗い影が忍び寄ってくる・・・。

ざっとこういう内容ですが、
興味のない人にはなんのこっちゃというテーマかも知れません。

しかし戦前の沖縄の元士族や唐手を扱った読み物というのは、
あまりみかけたことがないので興味深く読めました。
(ちょっと義珍さんが聖人君子すぎる感じはしましたが)

武と文、ある意味、唐手と対をなす三線。
しかしおたがい取り巻く環境の移り変わりに、
共通することがたくさんある感じがしました。
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by chunse | 2010-09-09 02:48 | 見る・読む・聴く
先日、発刊されたばかりの「月桃夜」(げっとうや)を購入。

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最愛の兄を亡くし生きる望みを失った茉莉香は、
一人、カヤックに乗り奄美の海を漂う。
自分が生きるべきか死ぬべきかの審判を委ねながら。
ふと気付くとカヤックの艇首に大きな鷲の姿があった。
その鷲は人語を喋る鷲だった。
これは夢か現か。
「この世の終わりを待って飛び続ける」
という鷲に次第に興味を惹かれていく茉莉香。
茉莉香の様々な素朴な問いかけに、
ぶっきらぼうながら答える鷲。
「島の話をきかせて」
という茉莉香に鷲は200年前、奄美にいた二人の兄妹について語り始める。
兄の名はフィエクサ(鷲)。
妹の名はサネン(月桃)・・・。


荒唐無稽なだけの話かと思いきや、
薩摩の過酷な砂糖黍搾取やヤンチュ(家人)制度といった、
奄美の負の歴史について真正面から描かれています。
またあまり一般には知られていない島の習慣もよく出てきます。

「いちゅび山登て、いちゅびもてくれよ。
 あだん山登て、あだんもてくれよ」
と歌う餓死した姉弟の幽霊。

戦船ヤマトと群がる鉄蜻蛉。

鷲と本因坊秀策とのつながり。

まだほんの触り部分しか読んでいませんが、
想像力を刺激する場面が多くありました。

これからが読み進めていく楽しみです。
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by chunse | 2009-11-25 14:43 | 見る・読む・聴く

文庫版「サウスバウンド」上・下巻(奥田英朗著)読了。

少し前に映画にもなってましたね。
観てませんが。

元過激派のお父さんに家族が振り回される話というので、
もっとドタバタギャクぽい作品かと思っていたら、
意外と世界や人物がリアルに描かれていました(お父さん以外は)。

物語は小学生の二郎からみた視点で語られていきます。
上巻は東京が舞台となっており不良中学生による理不尽な暴力、
それに対して二郎がどう立ち向かっていくかに大きな焦点が当てられています。
下巻では諸々の事情で二郎一家が八重山の西表島に移住します。
序盤では島の人々とのほのぼのした交流が描かれていますが、
やがてリゾートホテル建設問題に巻き込まれ、
そして怒涛のクライマックスへと向かっていきます。

最初のほうは正直、リアルな舞台設定のなかでマンガのような父親の存在が、
どうも浮いているようであまり感情移入できませんでした。

しかし小難しい過激な理屈ばかり話していたお父さんが、
物語の終盤、息子の二郎に向かって、
ようやく父親としての本音を語る場面はなかなかジーンときました。

また伝説的人物である八重山の英雄オケヤ・アカハチが、
この小説を読んで少し身近に感じられるようになりました。

むちゃくちゃ面白い!
というわけではありませんでしたが、
登場人物達が小気味よく、
大団円ではない結末であっても、
さわやかな気分にさせてもらいました。

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by chunse | 2008-10-02 03:24 | 見る・読む・聴く
本屋さんの旅行コーナーに行くと、
数々の沖縄ガイドブックが並んでいます。

自分も沖縄に行き初めの頃は、
よく「沖縄離島情報」やら「やえやまガイドブック」とか買ってました。

経験から言えば事前知識として役立つこともありますが、
旅先では思わぬ出来事のほうが多く、
またそういう事が旅をより豊かにしてくれます。

①ガイドブックに「観光客に大人気の沖縄そば屋!」と紹介されているお店に行き、
「う~む」と思いながらも「きっと美味しいんだろう」と
変に自分に言い聞かせながら沖縄そばを食べる。

②ふらりと寄った無名な居酒屋で、なぜかお店の人と意気投合して盛り上がる。



旅の思い出に残るのは②のほうですよね。

本には「アットホームな宿。夜には宿の主人が三線を弾いての宴会も」などと書かれ、
泊まってみるとまったくそんな雰囲気はなく、それどころか妙に邪険に扱われて、
「なんでやねん!」と非常に苦い思いを。
あとでネットのクチコミをみて、「なるほど」と納得、ということもありました。

最近、某宿での元常連さんから聞いた生々しい話なんかも、
絶対ガイドブックには載らない(載せられない)でしょうしねぇ・・・。

ガイドブックは船の時間や、島の地図など最低限の情報源として活用しますが、
オススメ情報的なものはあまり重きをおかないのが無難だと思います。
情報は良し悪しを決めるものではなく、あくまで客観的な参考程度に。

「沖縄といえば癒しの島、行けば自分を癒してくれる」
なんて幻想を持っている人もいるかも知れません。
沖縄であれ、大阪であれ、暮らしているのは同じ人間です。
いい人もいれば、悪い人もいます。

旅先で開放的な気分になること事態はいいのですが、
他人に迷惑をかけない、自己責任の自覚を忘れず行動する、
といったことはどこにいっても共通です。
最低限守るべきルールだと思います。
単に相手を傷つけないだけでなく、自分も傷つけないためにも。

で、最近ネットでみつけた芸能界一、沖縄通の人が書いたガイドブック。

これ

立ち読みページを見る限り、
沖縄初心者の人にとっては、旅行のイメージがしやすそうな感じです。

でも訪沖歴80回というこの人の、ガイドブックの文章(一部ですが)や、
TVで熱く沖縄を語る姿に、なぜかムズムズ感がするのは自分だけでしょうか?
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by chunse | 2008-08-12 08:53 | 見る・読む・聴く
b0070572_136286.jpg映画を観てきました。
前作と比べると高田さんのプライベートよりも、ライブ映像が多い感じです。
でも映画の冒頭で本人が「ライブの中にはボクのすべてが集約されている。飲んでいるときはオマケだ!」と言っていましたね。


個人的には泉谷さんの「春夏秋冬」と、
高田さんと泉谷さんが掛け合いで歌う「生活の柄」が熱かったです。

三線を始める前はギターをよく弾いていました(もちろん趣味レベルで)。
ギターを教えてくれた人がブルーグラスが好きだったこともあり、
最初の頃はアメリカンフォーク、
コードを覚えだした後はフォーク、歌謡曲、アニソンなど、
気に入った曲を手当たり次第に弾いていました。

この映画をみて久しぶりに眠っていたギター魂を揺り動かされました。

もっともそのギター魂を眠りに追いやった、
三線魂のほうも最近、居眠りしていることが多いのですが。
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by chunse | 2008-07-10 13:17 | 見る・読む・聴く
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なにげに「琉球浪漫紀行」という番組をみていると意外な人が!
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by chunse | 2008-02-09 09:31 | 見る・読む・聴く
夜更かししてTVの深夜バラエティ番組をみています。

で、その番組内で唐突に西表島の話題が。

なんだなんだと注目していると、
海流の関係で冬になると島の浜辺には、
中国、韓国、台湾などのアジア各地から
大量のゴミが漂着するそうです。

そのゴミを島内では処理できないため、
お金をかけて石垣島に運び処理しているとのこと。

しかし、番組でそのゴミをあるモノに変える機械が登場。

その機械はプラスチックゴミをなんと原料である石油に戻していました。
(島全体の漂着ゴミから260リットルの石油が取れるかもとのことです)

アニメ「未来少年コナン」で似たようなシーンがありましたが、
将来、石油が枯渇したらプラスチックゴミは貴重品になるんでしょうね。
(ただ現時点ではリサイクル事業としての成立は難しいようですが・・・)

他にもゴミ問題の弊害としてプラスチックキャップを宿にしているヤドカリを取り上げたり、
島に生息する巨大シジミ(ナイトスクープでやっていたドブガイなんかではなく本物のシジミ)
の味噌汁や巨大ゼンマイの天ぷらを作ったりするなど思いがけず面白い内容でした。
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by chunse | 2008-01-09 01:54 | 見る・読む・聴く
「わしズム」という雑誌で沖縄特集をやっていたので
購入してみました。

責任編集長は「ゴーマニズム宣言」などで有名な、
小林よしのりさんです。

「ゴー宣」のほうは「王様は裸だ!」的な切込み口が面白くて、
初めの頃はよく読んでいました。
でも作者の交友関係があっちにいったり、こっちにいったり、
内容も自身の思想の正当性を主張するのに終始するという感じになり、
だんだんとこちらが疲れてきて、途中で読まなくなりました。

以前に出版された「沖縄論」も読みましたが、
自分に都合の良い資料だけを集めて主張をおこなっている、
という印象がしてあまり心に響くものがありませんでした。

で、今回の沖縄特集は「集団自決」の問題が取り上げられています。

軍の強制があったかなかったか。

メディアではいろんな情報や証言が錯綜していて、
何が本当なのかよくわからない状況です。

でも、当時の雰囲気のようなものは想像できます。

日本は神の国
お国のために死ぬのがあたりまえ

沖縄だけではなく、ほとんどの日本人がそう信じ込み、

「戦争なんてしたくない」

「死ぬのが怖い!」

なんてことは思っていても口には出せない、
出そうものなら、軍人からはもちろん家族や知人からさえ、
臆病者と非難されるという生活環境。

ひとつのことのみを信じ込み、
何が正しく、正しくないのかが自分で考えることができない。
異論に対しては徹底的に排除してしまう。

皆がそんな思考停止状態に陥る状況こそが恐ろしいです。

思考停止状態は特殊な環境だったから、
あるいは思い込みの激しい人間のみがなるというものではありません。
ごく日常的に普通の一市民に起こりうることです。

オウム事件、いじめ、食品偽装・・・。

もしも自分がそういう環境・組織に組み込まれていて、
周囲に対して「それはおかしい!」と言える人が何人いるでしょうか。

同調してしまうか、怖くて同調するフリをするか、
というのが大多数なのでは。

そういう状況がずるずる続くと悲惨な結果を招きます。

その最もたるものが戦争です。

なんだかとりとめなくなってしまいましたが、
何が言いたいかというと戦争は嫌ということなんですが。

この本に沖縄関連の話題として、
石垣島バブルのことが取り上げられていました。

今、石垣島では続々と移住者が増え続け、
新しいマンションや住宅が建てられて、
建設業者はウハウハ状態だそうです。

その一方で移住者と地元住民との摩擦が、
ちょっと深刻なレベルになっているということが書かれていました。

移住者の人にもいろいろ言い分はあるかと思いますが、
とりあえず住民登録はしておきましょう。
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by chunse | 2007-11-05 08:20 | 見る・読む・聴く