泡盛との出会い
まだ沖縄も三線にもまったく縁のなかった昔の話です。
それが初めての泡盛でした。
(青年が「これは泡盛という酒」と言っていましたが、「アオモリ」に聞こえて、長い間沖縄なのに青森とはこれいかにと思ってました)。
あれは宮古のオトーリだったのかと気づいたのは、ず~っと後のことです。
初めての泡盛がオトーリ(もどき)、しかも多分ストレート・・・。
もしも今あの青年に出会っていたら、もっと色々な話が出来ただろうにと、ちょっぴり残念に思います。
大阪でボランティア関連の大きな宿泊イベントがあり、自分もそれに参加した。
夕食が終わり、体育館で交流会がおこなわれ、日本各地から集まったボランティア達が、あちこちで交流の輪をつくっていた。
そんななか一升瓶を持った一人の青年が、身近な人たちを集めだし、自分も「なにが始まるんやろか」と、その輪に加わった。
青年は沖縄の人だった。青年は
「僕の島の習慣にちなんだ自己紹介をしましょう」
と、自分のコップに一升瓶を注ぎ自己紹介を済ませると、威勢良く飲み干した。
そして隣の人のコップに酒を注ぎ、こう言った。
「自己紹介が済んだ人は、この酒を飲んでくださいね」
順番に自己紹介(と飲んだあとの奇声)が続き、自分の番がやってきた。
簡単に自己紹介をして、その酒を飲んでみると・・・。
なんじゃこりゃ~!!
喉が焼ける~~~!!!!
それが初めての泡盛でした。
(青年が「これは泡盛という酒」と言っていましたが、「アオモリ」に聞こえて、長い間沖縄なのに青森とはこれいかにと思ってました)。
あれは宮古のオトーリだったのかと気づいたのは、ず~っと後のことです。
初めての泡盛がオトーリ(もどき)、しかも多分ストレート・・・。
もしも今あの青年に出会っていたら、もっと色々な話が出来ただろうにと、ちょっぴり残念に思います。
by chunse
| 2005-01-15 00:00
| 酒・泡盛