塩道長浜節
塩道長浜に 童泣きしゅしや
うりや誰が故 汗肌けさまつ故
塩道長浜で泣き声が聞こえるのは誰のせい?
汗肌が魅力的なけさまつのせい
奄美の喜界島に伝わるシマ唄で、「しゅみちながはまぶし」と読みます。
奄美のシマ唄には哀しい唄が多いのですが、この唄も喜界島東北部にある塩道長浜で起こった悲劇的な伝説がうたわれています。悲劇の主人公というと大抵女性ですが、この伝説では男性が悲劇の主人公です。
もし今、こんな事件が起こったら、
「ストーカー男殺人事件」
と、マスコミのかっこうのネタになることでしょうね。
亡霊となった若者の泣き声が聞こえたという美しい砂浜も、
今では護岸工事によってコンクリートで覆われているそうです。
うりや誰が故 汗肌けさまつ故
塩道長浜で泣き声が聞こえるのは誰のせい?
汗肌が魅力的なけさまつのせい
奄美の喜界島に伝わるシマ唄で、「しゅみちながはまぶし」と読みます。
奄美のシマ唄には哀しい唄が多いのですが、この唄も喜界島東北部にある塩道長浜で起こった悲劇的な伝説がうたわれています。悲劇の主人公というと大抵女性ですが、この伝説では男性が悲劇の主人公です。
けさまつという美女がいた。ある若者がけさまつに恋をして、
しつこく求婚を迫った。
身の危険を感じたけさまつは、その若者を騙して、若者の足に馬の手綱を結びつけた。
けさまつは大声を上げ(傘を広げたという説も)、それに驚いた馬は長浜を駆け廻り、引きずられた若者はボロボロになって死んでしまった。
もし今、こんな事件が起こったら、
「ストーカー男殺人事件」
と、マスコミのかっこうのネタになることでしょうね。
亡霊となった若者の泣き声が聞こえたという美しい砂浜も、
今では護岸工事によってコンクリートで覆われているそうです。
by chunse
| 2005-06-06 00:00
| しまうた雑感