奄美大島へ(1)
2泊3日で奄美大島に行ってきました。
事前に調べた天気予報による奄美地方の降水確率は、
1日目50%、2日目80%、3日目50%。
しかもその前後の日は30%以下というのが、またムカつきます。
伊丹空港から飛行機に乗りこみ、
1時間45分ほど奄美空港に着きました。
もしかしたら雨雲がそれて晴れているかもと微かに期待していましたが、
予報どおりの小雨模様で、しかも肌寒い。
これで昨年の6月小浜島、10月石垣島に続き3連続で雨の島旅に・・・。
でも、くよくよししても仕方がない!
相田みつおさんの詩にある、
「雨の日には雨の中を 風の日には風の中を」
という気持ちに切り替えました。
さて奄美大島に訪れるのは約5年ぶり2度目です。
しかし前回はトカラ列島が旅のメインで、
奄美にはその行き帰りに立ち寄ったという感じだったので、
本格的という意味では今回が初めてです。
空港近くにはいくつかのレンタカー屋があり、どこで借りるか迷うところですが、
名瀬営業所乗り捨てで軽自動車が12時間3,150円という安さに惹かれ、
奄美レンタカーにしました。
簡単な手続きを済ませ軽自動車を借りて、大島北部めぐりに向かいました。
まず訪れたのがあやまる岬です。岬近くにレジャーランドもありましたが、人影もなく雨に打たれる遊具たちに、かなり寂しさをそそられました。
また近くにはソテツジャングルもあります。
無数のソテツたちをみていると、なんだか人間か妖怪のようにみえてきます。悪石島のボゼ神にも、少し似ている気もします。
こいつらが一斉に動き出したら・・・、かなり恐い!
さらに車を走らせて蒲生崎へ。
ここには平家の落人伝説があり、源氏の追っ手を警戒するための見張り台が設けられたとの言い伝えがあります。その見張りをしていたのが、地名のもとになった蒲生左右衛門という人だそうです。そのため展望台も本土のお城風になっています。
展望台からは360℃のパノラマが眺められますが、雨模様のためなんだか幽玄な風景に。
あとで聞いた話ではカップルで来ると別れるというスポットでもあるそうです。
国道58号線沿いの空港と名瀬市街の中間あたりにある鶏飯で有名な「ひさ倉」に寄り、遅めの昼食をとりました。
奄美の名物料理になっている鶏飯は、およそ400年ほど昔、薩摩の役人向けのもてなし料理として誕生し、当時は現在のお茶漬け風ではなく、炊き込みご飯風だったようです。
メニューには鶏さしや焼き鳥などもありましたが、オーソドックスに鶏飯を注文しました。おひつ、スープ鍋、具皿、パパイヤの漬物、茶碗がセットで出てきて950円です。
食べ方ですが、まず茶碗に軽くご飯を盛ります。
お好みで鶏肉、椎茸、キザミ海苔、キザミ葱、錦糸卵、紅ショウガ、タンカンの干皮といった具をご飯によそおいます。
鶏の旨味がしみ込んだスープをかけた後、軽く混ぜていただきます。
これを大体、ご飯3杯繰り返します。
本場で鶏飯を食べるのは初めてでしたが、
完成された味という感じで、とても美味しかったです。
お腹もふくれたところで再び車を走らせます。
ちょうど日が暮れた頃、名瀬市街に着きました。
レンタカーを返して、今夜の宿に向かいました。
-(2)へ続く-
事前に調べた天気予報による奄美地方の降水確率は、
1日目50%、2日目80%、3日目50%。
しかもその前後の日は30%以下というのが、またムカつきます。
伊丹空港から飛行機に乗りこみ、
1時間45分ほど奄美空港に着きました。
もしかしたら雨雲がそれて晴れているかもと微かに期待していましたが、
予報どおりの小雨模様で、しかも肌寒い。
これで昨年の6月小浜島、10月石垣島に続き3連続で雨の島旅に・・・。
でも、くよくよししても仕方がない!
相田みつおさんの詩にある、
「雨の日には雨の中を 風の日には風の中を」
という気持ちに切り替えました。
さて奄美大島に訪れるのは約5年ぶり2度目です。
しかし前回はトカラ列島が旅のメインで、
奄美にはその行き帰りに立ち寄ったという感じだったので、
本格的という意味では今回が初めてです。
空港近くにはいくつかのレンタカー屋があり、どこで借りるか迷うところですが、
名瀬営業所乗り捨てで軽自動車が12時間3,150円という安さに惹かれ、
奄美レンタカーにしました。
簡単な手続きを済ませ軽自動車を借りて、大島北部めぐりに向かいました。
まず訪れたのがあやまる岬です。岬近くにレジャーランドもありましたが、人影もなく雨に打たれる遊具たちに、かなり寂しさをそそられました。
また近くにはソテツジャングルもあります。
無数のソテツたちをみていると、なんだか人間か妖怪のようにみえてきます。悪石島のボゼ神にも、少し似ている気もします。
こいつらが一斉に動き出したら・・・、かなり恐い!
さらに車を走らせて蒲生崎へ。
ここには平家の落人伝説があり、源氏の追っ手を警戒するための見張り台が設けられたとの言い伝えがあります。その見張りをしていたのが、地名のもとになった蒲生左右衛門という人だそうです。そのため展望台も本土のお城風になっています。
展望台からは360℃のパノラマが眺められますが、雨模様のためなんだか幽玄な風景に。
あとで聞いた話ではカップルで来ると別れるというスポットでもあるそうです。
国道58号線沿いの空港と名瀬市街の中間あたりにある鶏飯で有名な「ひさ倉」に寄り、遅めの昼食をとりました。
奄美の名物料理になっている鶏飯は、およそ400年ほど昔、薩摩の役人向けのもてなし料理として誕生し、当時は現在のお茶漬け風ではなく、炊き込みご飯風だったようです。
メニューには鶏さしや焼き鳥などもありましたが、オーソドックスに鶏飯を注文しました。おひつ、スープ鍋、具皿、パパイヤの漬物、茶碗がセットで出てきて950円です。
食べ方ですが、まず茶碗に軽くご飯を盛ります。
お好みで鶏肉、椎茸、キザミ海苔、キザミ葱、錦糸卵、紅ショウガ、タンカンの干皮といった具をご飯によそおいます。
鶏の旨味がしみ込んだスープをかけた後、軽く混ぜていただきます。
これを大体、ご飯3杯繰り返します。
本場で鶏飯を食べるのは初めてでしたが、
完成された味という感じで、とても美味しかったです。
お腹もふくれたところで再び車を走らせます。
ちょうど日が暮れた頃、名瀬市街に着きました。
レンタカーを返して、今夜の宿に向かいました。
-(2)へ続く-
by chunse
| 2007-01-22 15:01
| とぅるるん滞在記